御召とは生糸を数本引き揃えて束ね、強い撚をかけた糸を糸の段階で精練、染色させて織られた先染めの織物。
御召の場合、精練染色された糸で織られるために少しシャリ感があり、縮緬よりは不均質な感じがする。しかし、生糸で織られているので紬のような硬さがない。
「御召」という名称は、江戸時代徳川十一代将軍家斉(いえなり)の時に先染めの縞縮緬が創られ、将軍がこれを好んで御召しになった為にその名が付いたと言う。
そして御召は本当に着やすい着物で、あの茶席で着られる男性の着物も御召が最適であると言われる由縁である。
女性の場合も着安さという点では同じである。『きものは晴れ着』となってしまった現代は普段着として着る着物を着る人は少なくなってしまったけれども、着物を良く着る人にとっては御召は最適である。
きものサロン凜ならではのそんな御召の新作です!
これからの季節、春先にぴったりの御召をご紹介します。
角通しと千鳥格子柄の御召です。大人可愛い色目で、気分も軽やかで着て楽しくなりますよね。
全て、手縫い裏地付お仕立て付で⇒¥138,000
御召は生地にシャリ感があり、丈夫で単衣仕立てもお勧めです。
⇒単衣手縫いお仕立て付で⇒¥123,000
【2月の店休日】
3日(月) 10日(月) 11日(火) 17日(月) 24日(月)
)