ギャラリー

何度でも一目惚れ

初めて着物を着ようと思った日がいつだったかは忘れたけれども、
わたしの身長でも着物が着られるのだと知ったのは最近、3年ほど前のこと。
早速着付けを習い、自分で着られるようになると、
もう着物を着ることが楽しくて仕方が無い。

そして、着たいという気持ちは、簡単に欲しいという気持ちに変わるもの。
ただ「欲しい」といっても、何でもいいわけではない。
そこはやはりこだわりの、「わたしの自尊心を満足させる物」がいい。
だから、という事でもないとは思うが、
なぜかわたしの着物の選び方はいつものように一目惚れ。
見せていただく反物の中から「これ!!」と思ったら、もう止められません。
そんな中でもお気に入りの着物が大島紬。
先に惚れたのは泥染めの逸品。
絶対に手に入れるぞ!!と心に誓い、そして入手。
だからこそ、大島紬は一枚持っていればいい、と思っていたのだが…。

ある日耳に飛び込んできた、茜色の大島紬という言葉。
気になる。そして見せてもらって、即買い!またまた一目惚れだった。
他にもたくさん一目惚れした着物たちがわたしの部屋で着られる機会を待っている。
そんなかわいい「わたしの」着物たちの出番はもっぱら英会話学習の場。
両極端だがどちらも楽しいという思いは一緒。
着物を着て英会話を習いにいくのが何より楽しい今日この頃。
ありがたいことに英会話講師たちから好評を得て、そして日本人スタッフさんにも好評で、 ますます「着物を着て英会話」が楽しくなった。

今の野望は外国人講師、スタッフ、そして同じ英会話の生徒たちが
「すごい!!」とうなる着物を着て、ペラッペラに英語を話すこと。
まだまだ先かもしれないけれど。