ギャラリー

私にとっての着物

夏以外は着物で暮らしていた両親の影響も有り、私にとって着物は特別な物では無く気軽にお出かけにも、普段にも着るものでした。(ウール全盛の頃でも有り・・)

自分の生活パターンの変化に伴い、時々袖を通さない時期も有りましたが「トリプル成人式?(笑)」が近づいた頃 (子育ても 親の介護も卒業し・・・)「着物お出かけ」がマイブームになりました。
気づけば世間は着物を着るという事が、すっかり特別な事となっており「気軽なお出かけ着」をめざす私はかなり戸惑いました。

そんな時凛さんと出会い、暑がりの私は仕立て方にも色々工夫をしてもらったり、世間ではマイナーになっていた八寸帯を仕入れて頂いたりと、うれしいお付き合いが始まりまた。

若い時の着物や羽織りを、色をかけて落ち着いた色合いにして、着物・羽織り・道行コートにと、アドバイスを頂きながら仕立て替えしましたが、その中の「私の好きなベス3!」を紹介しますね。

● お気に入りの『黒絵羽織り』→『道行コート』
   桐の紋(縫い紋)が残り着る機会が少なかったのをあるマジックで素敵に・・・

● 「派手になった絞りの羽織り」+「絽の羽織(30年躾のついたまま)」
   他店では「絞りは染め替えはできません」と言われて、タンスのこやしに・・   この二つをうまく組み合わせて・・・

● 40年前の喪服を 奥さんのアイデアで・・・
   長襦袢や着物の「残布」をプラスして斬新なデザインでコートに・・・

こんな私のリメイク着物ベスト3のコートが、今春のきものサロンに掲載されることになりました。
2月20日発売です。是非、ご覧下さいね!